おならのにおい

おならのにおいはおおまかに分類すると3種類にわかれますね。まず、大根おろし系。そして、ゆでたまご系。それとサリン系です。だいたい個人差や体調によって、大根おろし系とゆでたまご系が絶妙にパヒュームされて一発になります。日本人と外国人でも、基本的に変わりはありません。食生活によって微妙な違いはあるかもしれませんが、ぼくが何人もの留学生のおならをかいできた結論です。何人は臭く何人はかぐわしいというのはありません。みんな臭いです。
さて、問題のサリン系についてですが、これは強烈な破壊力と時間差を持つもののことを言います。どういうことかというと、例えば教室で隣の席のやつが「くせー!!」と言って悶え出したとします。しかし50センチしか離れていないあなたのところへはまだにおいはやってきません。この時間差が15秒以上あるもののことを言います。こういう系統のおならは必ずと言っていいほど激臭を伴います。その秘密はなんと言っても「うんこフィルター」にあると思います。うんこをしたい時のおならは当然腸の中でうんこというフィルターを通過して空気中に散布されます。だから臭い。しかもフィルターを通過することによって胃から直接放出される勢いがなくなり時間差を生みます。こんなもの公害以外のなにものでもない。
ちなみに大阪には「放出」という地名があります。「はなてん」と読みます。