インディーズで注目 伝奇小説『空の境界』来月発売

http://www.sankei.co.jp/news/040519/bun030.htm

インディーズ(自費出版、自主制作)市場で人気の伝奇小説が6月、講談社ノベルスから出版される。奈須きのこの小説「空(から)の境界」((上)1100円、(下)1200円)で、4月、予約販売された愛蔵版は9800円という高価にもかかわらず、限定5000部がわずか3時間で完売。インディーズといえば映画や音楽業界で使われてきた用語だが、出版界でも「インディーズ文芸」が注目され始めた。

やっぱりね、今はインディーズだって良いものは良いと、認められる時代なんです。ブランド志向は偏屈な考え方ですよ。ただ、逆に「インディーズが良い」という凝り固まった考えができてしまったら、何の意味もないです。メジャーの中にだって、たくさんのすばらしいものはあります。ニュートラルなものの見方ができることがいちばんいいと思います。