作家の中島らもさんが死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/0727/002.html
うーん。52歳ですか。なんとも残念です。
らもさんは、作家としての才能もすばらしいものでしたが、ましゅまろちゃんから見ると、やはり「お笑い」の1ジャンル「らも」というジャンルを生み出した、大天才だと思います。
数年前、関西ローカルのテレビの深夜番組で「最後の晩餐」という番組を放送していました。
ましゅまろちゃんの好きな、お笑い系のテレビ番組はたくさんあります。「笑点」「バラエティー生活笑百科」「8時だよ全員集合」「アリーマイラブ」「枝雀寄席」「OLビジュアル系」「ガキの使いやあらへんで」とか、列挙したら、きりがありません。それでも、その中で群を抜いていたのは「最後の晩餐」でした。
出演者は、笑福亭鶴瓶浜村淳キダタローアメリカザリガニのボケ・そして、中島らもです。「最後の晩餐」は、はっきり言って、らもの番組でした。らものお笑いが強烈すぎるため、「髪の毛のような帽子をかぶっている」キダタローまでもが中和剤として使われていました。
ある回では、ライターを一発で点火できれば勝ち、というゲームをその5人でやっていました。らもの番になりました。らもはアル中なので、手が震えています。アメリカザリガニのボケは、大御所4人を前に、勇気を振り絞って「手、震えてるやないですか!」とつっこみました。ところが鶴瓶がひと言「それはええねや」と言って、番組は続行されていました。編集なしです。もちろん最初から手が震えてるんだから、火なんか点くわけがありません。罰ゲームとしてらもは、その時期が1月だったので、お屠蘇を1杯いただいておりました。順番が反対だったら火、点いたのにね。
飛鳥どれみが一度、らもの独演会の手伝いに行ったときにらもの楽屋が「関係者以外立ち入り禁止」になっていたのも思い出深いと、言っていました。楽屋は関係者以外立ち入り禁止なのは普通だと思うのですが、何か、通常以上の「立ち入り禁止オーラ」が出ていたのは間違いありません。
本当に、もう少し、メジャー寄りの方にも露出してほしかったです。残念です。
安らかにお眠りください。