北川和美さん

ぼくはどうしても危険な雰囲気がする人に魅力を感じてしまう習性があります。
今いちばん興味があるのは北川和美さんです。危険な雰囲気の人ウォッチャーとしては、数年ぶりの大ヒットです。
以前、イラクでテロリストに捕まり、日本政府とかイラクの穏健派の指導者によって開放された3人の日本人がいましたが、彼らは「自己責任」という言葉で、かなりの非難を浴びました。でも、たぶん北川さんはそんな非難は浴びないと思います。それは、彼女が本当にタッチしてはいけない危険な人だって、オーラで感じられるからです。危険なふりと、本当に危険な人の区別は、大抵の人には感じられるはずです。
危険な風で実際は危険なふりをしているというのいは、たとえばいちばんわかりやすい例でいえば、ロシアのふたり組みユニットのタトゥーとか、昔プロレスで活躍したタイガー・ジェット・シンとかです
北川さんは、本当に危険な感じを全身から漂わせています。オウム真理教とか公安調査庁とか北朝鮮とかスパイとか、闇の世界のようなものに関わっている身ながら、日曜には「バンキシャ」という番組で、トレードマークのうさぎのぬいぐるみについて、福澤アナウンサーに「それは何ですか?」と質問され「これはうさぎのぬいぐるみです」と答えていました。秀逸でした。

なんとなく、母親が消火器の看板をフライデーの記者に投げつけてきたときの中森明菜を思い出しました。