ポップンミュージック

今日はゲームセンターでポップンミュージックというゲームをしました。ポップンミュージックは音楽に合わせて9個のボタンを押すゲームです。私は小学生の時にお父さんにハーモニカを捨てられて以来、楽器はひけないんですが、ポップンミュージックは楽器が苦手な私でも、あたかも楽器を演奏しているかのような気持ちが味わえる、とても楽しいゲームです。
今日私が遊んだのはポップンミュージック10という最新型で、私がよく行くゲーセンには今日入ってきました。それを遊んでみて、まず感想を述べるとすると「笑っていいともの曲のタモリの歌の部分がいい声すぎる」ということにつきます。2年くらい前から「いいとも」ではタモリは歌を歌わなくなりました。なのに何故、今、この時期に、オールバック真ん中わけ時代のいい声のタモリがここに現れるのか?私はかつて、運しだいでタモリ越前屋俵太は入れ替わりうる、と某放送作家が言っていたのを思い出して、ゲラゲラ笑いながらポップンミュージックをしてしまいましたよ。
ところで、私がよく行くゲーセンには「ものすごいポップンミュージックが巧い人」がいるんです。だいたい私がゲーセンに行くのは夜なので、ポップンミュージックに集まっている人は5人くらいで決まっているのですが、その中でも圧倒的に彼はずば抜けています。その人は20歳前後の白いシャツを着た爽やかな人で、私がカードをゲーム機から取り出すのを見るとなぜかにらみつけます。そして、彼は肩幅ほど足を広げてヒクソン・グレイシー高見盛を彷彿とさせるカクカクした動きで叩きまくります。まあ、ポップンミュージックが巧いのは誰が見ても明らかなんですが、なぜそれほどの技術がありながらベルリンフィルハーモニー管弦楽団に入らないのか?そこだけが謎です。入ってしまえよお前だけは。このゲーセンは私たちにまかせておけ。安心して旅立てよ。と心では思いつつ誰も言わず普通に見物していますけどね。