アメリカの「ニューズウィーク」9月1日号は、テロ組織「アル・カイダ」の指導者、オサマ・ビンラディンが今年4月、アフガニスタン山岳地帯で、テロリスト・サミットを招集したと報じました。テロリスト・サミットには「タリバン」や「アル・カイダ」の幹部や、チェチェンウズベキスタンなどのイスラム急進派の代表などが集まり、生物兵器を使った新たなテロについて話し合われたと報じられました。


浅野ケンジ「なんやそれは。全世界の敵みたいなやつらがサミットとかすんなって感じやな。だいたい、ビンラディンってほんまにまだ生きとるんか?これが、ほんまの情報やったら、なんかえらいことやで」
 −テレビを見る時は、部屋を明るくして、はなれて見てね−
浅「はあ?」
飛鳥どれみ「♪ちゃちゃちゃ〜!」
ましゅまろちゃん「♪おジャ魔ビンラディンは〜ここにいる〜」
飛「♪ハートのど真ん中〜」
浅「おい!!なに歌っとんねん!!こっちは真剣に話しとんのや!!たしかにビンラディンはおじゃまやけども」
ま「なに?そんなに真剣な話しだったの?」
浅「当たり前やないか。ほんまにテロリスト・サミットなんかやってたら日本だって狙われるんやで」
おジャ魔女どれみ「それって、すごい大変じゃん!」
浅「大変や!!でもまて!!お前どっから出てきたんや!?だいたい、そういうピンクの魔女衣装は目が痛いねん!!」
どれみ「なにさ!そんな言い方ないじゃないさ!」
飛「そうだよ。普通小学生におとながそこまで言うか?」
浅「ああっーー!!!もうわけわからへん!!とにかくな、飛鳥、お前アニメの話しをするんなら芸名を変えろ」
飛「じゃあ今日からぼくの芸名は磯野タラオで」
浅「ぬあっ!!磯野と、フグ田がっ!!もうええわ!!そのままで!!」
ま「ねえ、浅野。さっきからひとりで興奮してるけどさ、なにが言いたいわけ?」
浅「だから、ほんまにテロリスト・サミットがあったのかたしかめたいんや」
どれみ「じゃあ、あれを使うしかないね!」
おジャ魔女はづき「うん」
おジャ魔女あいこ「そうやな」
おジャ魔女おんぷ「そうね」
浅「なんや?なんや?」
ど・は・あ・お「マジカルステージ!私たちをテロリスト・サミットへ連れてって!」
 きらきらきら…しゅ〜
は「だめよ!ももこちゃんとはなちゃんがいないから、魔法の力が弱いわ!」
あ「かといって、これ以上登場させたら、ほんまにわけわかんなくなんで!どないしよ!?」
お「浅野!あなたも手伝って!」
浅「呼び捨てかい!しかも俺?まあ、ええわ。そうやって魔法の棒を空に向ければええんやな?」
ど「それじゃ、もういちどいくよ!」
ど・は・あ・お・浅「マジカルステージ!私たちをテロリスト・サミットへ連れてって!」
 きらきらきら…しゅ〜
は「また魔法の力が弱いわ!どうしてなの!」
お「大変よ!はづきちゃん!浅野が持ってるのは、薪で風呂を沸かす時に息を吹く竹の棒だわ!」
あ「なにしとんのや!そんな棒やったら、マジカルステージは成功せえへんで!」
浅「違う!!お前ら何年魔女見習いやっとんのや!!魔法は道具やない!!ハートや!!世界のみんなを幸せにする魔法はハートで作るんや!!」
ど「そうだよ、みんな!浅野の言う通りだよ!もういちどやってみようよ!」
浅「ほな、いくで!!マジカルステーーージ!!!!」
ど・は・あ・お・浅「私たちをテロリスト・サミットへ連れてって!!!」
 きらきらきら!!ごーーー!!!しゅっーーー!!!
お「ここはどこなの?」
ビンラディン「ようこそ、テロリスト・サミットへ。資本主義からのお客さま。はじめに私から、ご挨拶もかねて、この言葉を贈りたいと思います。我々は、敵が降参するまではいつまででも戦い続けるということ。そのためには手段は選ばないということです」
浅「…くそ。なんてやつらだ」
ビンラディン「そして、その敵とは、明確に浅野ケンジを指していることを宣言する」
浅「ちょっ、まってよ。なんで俺やの?」
ビンラディン「それでは浅野師、最後の晩餐に参りましょうか?」
浅「いやいやいや!!なんで俺や!?ちょっとお前らも黙ってないで、どうにかしてや」
ど・は・あ・お「マジカルステージ!私たちを日本に帰して!」
浅「おい!!」
 きらきらきら!しゅぽんっ!
浅「勝手に帰るな!!おい!!どないすんねん!!」
ま「ねえ」
浅「あ!ましゅまろちゃん!!」
ま「なんかさっきからひとりで盛り上がってるけどさ、終わった?」
浅「え?」
飛「カラオケで『マイ・ウェイ』熱唱するオヤジと一緒だな」
浅「…。」