浅野ケンジ「♪六甲おろしに〜さっそうと〜!!」
ましゅまろちゃん「浅野は今日はずいぶんテンション高いね?」
浅「あたりまえやないか!阪神が18年ぶりに優勝やで!関西の人間やったらテンション低かったらアホや。♪六甲おろしに〜」
飛鳥どれみ「関西の人は全員阪神ファンなの?」
浅「そらそうやろ。近鉄ファンとかもおるけど、セ・リーグやったら阪神や。♪六甲〜」
ま「セレッソ大阪のファンはいないんだ?」
浅「それもおるよ! ♪六〜」
飛「モー娘。のファンもいるはずだよ」
浅「おるおる!! ♪ろ」
ま「じゃあ全員じゃないじゃん」
浅「じゃかましいわー!!歌わせろや!!今日くらい18年間押さえ込まれてきた関西人の心の鬱憤を叫ばせろや!!」
ま「じゃあ、今日はあえて阪神のことには触れないでいこうよ」
飛「そうだね」
浅「なんでやねん!!なんやお前ら!!それでも血の通った人間か!!」
ま「私は微妙なところだと思うけど?」
浅「自分で言うなや!!大丈夫や。ましゅまろちゃんも血の通った人間や」
飛「じゃあ、前置きはこれくらいにして、本題の坂口憲二がプロレスのセコンドについた話しをしようか?」
浅「待てや!!今日は阪神の話しで持ちきりになるんや!!なにがなんでも阪神の話しをせえ!!」
ま「はあ…。私は情けないよ。浅野はそれでもお笑い芸人のはしくれなの?」
浅「なにがや?」
ま「昨日から今日にかけて、インターネットでも新聞でもテレビでも、どれだけの数の人が阪神の優勝について語ったと思ってんの?」
浅「そらほぼ全員に近いやろ?」
ま「そうでしょ。だったら、仮にもお笑いを名乗ってる人間が、そんな誰も驚かないことしゃべって許されるの? しかも中には18年間あたためてきたネタをしゃべった人だってたくさんいるはずなんだよ。喜びにうかれているだけで、その人たちのネタを上回ることが言えるの? ねえ!どうなのよ!!」
浅「いや…、そう言われると、たしかにましゅまろちゃんの言う通りや…」
ま「やっとわかってくれた? 私は浅野が好きだから、浅野のことを応援してるから言ったんだよ」
浅「うん。わかったよ。そんなにおれのこと考えてくれていたなんて思ってなかったから」
飛「浅野!そんなに気にすんなよ。それじゃ、早速ビール開けよっか?」
ま「うん!そうしよ!そうしよ!」
浅「え?」
飛「ましゅまろちゃん、ハッピどっちがいい? 黄色と黒のシマシマの方と、白黒のシマシマの方があるんだけど?」
ま「そりゃ黄色と黒の方がいよー!」
飛「えー!いいなー!ぼくもそっちがよかったんだよ!と、言いつつ、実は白黒の方は背中に井川の名前と背番号が入ってるんだよ!」
ま「うっそー!!井川いいなー!!なにこれ!? 私の着てる方、下柳じゃん!!」
飛「まあ、とりあえず、かんぱーい!!」
ま「かんぱーい!!」
飛・ま「♪六甲おろしに〜!!」
浅「…。」