テレビ

今日「堂本兄弟」っていうテレビ番組を見ていたんです。内容は普通の歌とトークだったんですが、最後にスタッフや出演者の名前が流れるじゃないですか。スタッフロールって言うのかな?あれのスピードが異常に早い。あんなスピードについていける動体視力の人は、イチローとか新幹線の運転士とかパチスロの名人とか、そういう人たちだけですよ。ましゅまろちゃんは「永作博美」という文字の「十」しか確認できませんでした。私だってパチスロの目押しくらいできるんですよ。このスタッフロールは何をそんなに生き急いでいるのかと、Gaktoに聞いてみたいです。


その後CMで、竹中直人が出ていました。「はじめて作った映画に、スタッフや俳優が集まってくれたときは本当にうれしかった。映画はぼくにとって特別なものです」みたいなことをしゃべりながら、バックには竹中直人初監督作品の『無能の人』の映像が流れています。そして最後に「マクセル・DVD」って商品の映像が流れます。なんか変だと思いません?このCM。マクセルのDVDって空のDVDなんですよね?よくわかんないんですが、たぶんそうだと思います。マクセルのDVDに『無能の人』をダビングしろっていうメッセージなんでしょうか?DVDShrinkとかで。まあ、世の中には本音と建前があるのはわかりますけど、あんなCM流したら、せっかくのいい映画である『無能の人』と、名俳優である竹中直人の価値が下がっちゃわないんでしょうか?それともそこまで考えねえだろうってたかをくくってるんですかね?
http://www.maxell.co.jp/zutto-dvd/cm/take.html


どっちにしろテレビはずいぶん雑に作ってるものが増えてるような気はします。