どう考えても浅野のせい

ましゅまろちゃん「あーーー!!!訳わかんなくて、ムカつくーーー!!!」
浅野ケンジ「どうしたんやましゅまろちゃん?落ち着けや」
ま「もとはといえば浅野のせいでもあるんだからね!!」
浅「まあ、わかったから、とにかく話してみいや」
ま「うん。あのね、西武線に『玉川上水』っていう駅があるんだよ」
浅「あるな。それがどないしてん?」
ま「それが問題なのよ!玉川上水は飲み水の用水路で、江戸時代にできた、羽村から四谷まである川なのよ」
浅「だからどうやねん?」
ま「『玉川上水』駅は立川市にあるのよ。なんで40キロも長さがある川の、その立川市の、そのポイントが『玉川上水』なの?他の川沿いには『玉川上水』を名乗る権利はありませんか?どうなのよ!!!」
浅「いや、そんなこと俺に言われてもやな」
ま「だって浅野って西武線沿線に住んでるんでしょ?」
浅「ああ、住んどるけど」
ま「だったら、浅野の責任じゃない!!」
浅「なんでやねん!!不条理ギレもたいがいにせえよ!!」
飛鳥どれみ「それだけじゃねえーーーー!!!!」
浅「なんや!!お前もか?」
飛「浅野。今から言うことをよーく聞いとけよ」
浅「わかったよ」
飛「大阪の御堂筋線っていう地下鉄に『動物園前』ていう駅があるんだよ」
浅「ああ、あるな。あれは天王寺動物園に行く時に降りる駅や」
飛「よくそういう白々しい言い方ができるな?もはや名詐欺師としか言いようがない」
浅「何がや?」
飛「とぼけてんじゃねえ!!御堂筋線は地下鉄なんだぞ。天王寺動物園は地上にあるんだぞ?駅は『前』になんかねえ!!『動物園下』だろ!!」
浅「まあ、たしかにそうやなあ」
飛「たしかに、だあ?てめえ、大阪人だろ!!てめえに全責任がある!!悪いことは言わない。自首しろ」
ま「そうだよ。自首すれば、情状酌量の余地もあるって。私たちが優秀な弁護士も用意するから」
浅「おい!!俺は無実や!!ふざけんな!!」
ま「あ!そうだ。中坊公平弁護士をつけるよ」
浅「事件やないのにつくか!!俺が訴えたいわ!!」
飛「いや、もう中坊公平さんにきてもらったよ」
浅「この人は中坊公平さんちゃうやないか!このべっ甲のふちの太いメガネといい、長い顔といい、どう見ても笑福亭笑瓶さんやないか!!」
ま「へぇー、そうなんだ」
飛「へぇー」
浅「何やねん!!」
飛「平×3・瓶×1・へぇー×2」
ま「合計6へぇー」
浅「…。」