JR東日本、「モバイルSuica」を2005年度後半提供へ

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/18493.html
どうせならテレビも付けちゃえばいいのに。携帯ひとつにすべての機能をぶち込むめばそれは便利ですよ。トイレに落とした時の衝撃は大きそうだけど。
なんでも小さくするのは日本のお得意ワザみたいで、これはたぶん日本が島国だからだと思います。もう散ってしまいましたが、「桜」という字はもともと中国で桜を意味する「桜」という漢字を日本に持ち込んで、日本にもとからある「サクラ」という桜を意味する言葉にあてはめたものです。中国では「桜」という漢字は「木の周りにぼわっとピンク色のものがまとわりついている」イメージを現した絵が変化して「桜」という文字になりました。日本の「サクラ」という言葉はもともと「真ん中から分かれている」つまり「裂く」という言葉が変化したものなんだそうです。中国人は桜をイメージした時、木全体を眺めるように思い描いたのですが、日本人は「真ん中から分かれている」つまり手のひらに乗った一枚の桜の花びらを思い描いたんです。桜の花びらって先端に切れ込みがあって真ん中でわかれているでしょ?
なんでこんな差ができたかというと、それは大陸と島国の差です。大陸には砂漠や草原があって、常に自分は周りから敵に見られている可能性があります。だから見えるものの全部を把握しなくちゃいけないです。桜を見たら木を見なくてはいけません。そうやって自分の身を守らなければいけないんです。ところが日本は小さな島国で、山や森があって、敵もその山や森の中から自分を狙っています。だから木に隠れて「桜の花びらは真ん中から分かれているなあ」と、大陸の人が見えなかったものを見ていたんです。
そういう伝統的な感性が、今の日本人の小さなものに対するレベルの高さにつながっていると思います。