サハフ情報相

連日イラクの戦争のニュースをやってますが、最近イラクのサハフ情報相という人の発言があまりにバカっぽくて要注目です。鼻がでかくてメガネをかけていて軍服にベレー帽の人です。だいたいイラク側の会見はサハフ情報相が出てるみたいなんですが、昨日なんか大統領宮殿を占拠されてるにもかかわらず「敵はまだバグダット市内には入っていない」と仰天発言。外で会見をしてるんですが、後ろではもくもくと煙があがってるんですよ。完全にお笑いとしか思えません。しかも、ドリフとか吉本新喜劇とか、そっちの系統のお笑いです。ドリフを見ていた子供が「志村!後ろ後ろ!」って言ってたみたいに、世界中の人が「サハフ!後ろ後ろ!」って言ってそうです。今日の会見でも記者に「そろそろ降伏したほうがいいのでは?」と聞かれると、真顔で「降伏するのはアメリカです」と言い出す始末。しかもその会見をしていた場所が1時間後に爆撃されるというありさま。完全に狙われてるじゃん。どういう神経をしてるんでしょうか?
だいたい、たくさんの人を殺したようなものすごい悪いやつっていうのはどうしてお笑い的要素を持ってしまうんでしょう?ちょっと思い出してみただけでもみんなそうでしょ?あぐらかいてジャンプして浮かんだって言ってみたり、ミキハウスのTシャツ着てカメラマンにホースで水かけてみたり、スナックで記者会見してカラオケ歌ってみたり、自分のダンサーに喜び組とか満足組とか名付けてみたり、古くはお寺のマークみたいな腕章して味付け海苔みたいなちょびひげはやしてみたり。そいつらがしたことがあまりにも悲惨すぎて第三者には実感がわかないからですかね?でもそれはまずいですよね。あいつらは悪の限りをつくして罪のない人々を殺しまくってきたのだから、人間を幸せにする「笑い」という感情がうかんでくるのは、ぼくも含めてまずいです。ここであらわれなければいけない感情は普通「怒り」のはずなんです。
とは言え、サハフ情報相もあんな意味不明のあきれた会見やられたら、鼻で笑っちゃうよな。