壊れ果てたよ

さてさて、1週間に渡って意味不明なことをただひたすら書いてきたのですが、昨日でそれは終わりです。書いていて面白かったのでまたいつかやるかもしれないです。しかし、意味不明なことをただ書くというのは簡単なようで意外と難しいということがわかりました。人間の記憶は「憶えること」と「蓄積すること」と「引き出すこと」でできてると思うのですが、憶える時が例えばいいくにつくろう鎌倉幕府みたいに何かと関連付けて憶えると憶えやすいみたいに、引き出す時もやはり関連がないことを引き出すことは難しいみたいです。意味不明な文章を書くということは、関連のないものを羅列するということなのでやっぱ難しかったです。しかもただ羅列しているだけでは単語や短文の箇条書きになってしまうので助詞でむりからつなげなければなりません。はっきり言ってこれが成功したのは1週間のうちで最初の1日だけでした。お笑いの舞台に立ってアドリブでしゃべるということは、お客さんが思いつくことをお客さんより早く言う、ということと、お客さんが思いつかない関連付けというか解釈のしかたを言う、というふたつが結構重要だと思うんですが、意味不明な文章を書くのは少し、後者の思いつかない解釈のしかたの練習になるんじゃないかな、と思いました。