少年法

長崎の種元駿ちゃんの殺人事件でまたまた少年法のことが言われていますが、はっきり言って少年法なんかいらないと思います。今は14歳未満は刑事責任は問われないことになっています。これは多分子供はまだ人格が出来上がっていく最中で、善悪の見極めを学んでいる最中だ、という考えからなのでしょうが、だからと言って、14歳の誕生日の0時丁度に日本の子供は全員、刑事責任を問えるくらいおとなになるなんて無茶苦茶な話しです。何歳だって悪気があれば犯罪だし、たまたま遊んでいた拍子なら事故ですよ。だから0歳だって意図的に人を殺したら殺人罪にすればいいんです。まあ、現実的に0歳児は人を殺す力はないと思いますが、3歳くらいになれば0歳の赤ちゃんを屋上から突き落とすことくらいはできると思います。そういう事件(事故)が起きたら、裁判でそれは事故なのか殺人なのか判断して、殺人なら犯罪として逮捕すればいいんですよ。
14歳という年齢は個人差がある年齢だと思います。子供もいればおとなもいると思います。今は14歳なら売春している子もいればエロ本が見たくて仕方ない子もいます。だから何かあったら、そのたびに事件か事故か調べて個々に判断していくべきだと思います。そうすれば「まだ13歳だから人を殺せる」と思う子供もいなくなるし、かといってまったくかさぶたやあざのできないような家の中でテレビゲームばかりしているような無菌状態な子供ばかりになることもないと思います。
駿ちゃんを殺した少年Aで言えば、この場合は明らかなちかんと殺人なので犯罪にするべきです。暴行殺人が犯罪なことは12歳でも充分わかるし、タバコや酒とは犯罪のレベルが違うこともわかるからです。ちなみに今の法律では少年Aの弁護士に対する費用はすべて税金からまかなわれていますが、駿ちゃんの遺族が弁護士に何かたのもうとすれば何十万円もはらわなければいけません。国民の税金はすべて少年Aの味方として使われます。
少年法の年齢制限なんかとっととなくさなければだめです。日本人は早いところ現実に目を覚ましたほうがいいです。いいおとなが「バトルロワイアル」みたいな映画を作ってわいわい言っているのん気な時代はとっくに過ぎていると思いますよ。