戦争

8月15日は終戦記念日でした。終戦記念日第二次世界大戦終結を記念し、平和を祈る日です。そこで今日は戦争について語ってみたいと思います。


浅野ケンジ「終戦記念日は日本の降伏条件などが定められたポツダム宣言を受諾して、日本が戦争に負けたという昭和天皇の宣言が、ラジオで日本全国へ放送された日やで。1945年のことやから、我々のおじいさんやおばあさんの世代はアメリカと戦争してたんや」
ましゅまろちゃん「日本とアメリカが戦争してたなんてちょっと不思議な感じよね」
飛鳥どれみ「今は日本とアメリカは仲がいいからね。ただ日本は戦争に負けたのに『敗戦』と言わずに『終戦』と言うのは、日本人は言葉で自分の現実をごまかしているんじゃないか?っていう説もあるよ」
ま「なるほどね。それは売春のことを援助交際って言ったり、高利貸しのことを消費者金融って言ったりするみたいな感じね」
浅「まあ確かにそういう考えもあるとは思うけど、終戦記念日は純粋に戦没者の冥福を祈る日やから。『敗戦記念日』なんて言ったら祈ると同時に日本人を殺されたアメリカに対しての反感や怒りもわいてくるんちゃう?それでは同じあやまちの繰り返しで、ちっとも進歩なしやろ。戦没者の冥福を祈るってことは、アメリカに殺された日本人の冥福を祈ると同時に、日本が殺したアメリカ人や、その他、戦争で亡くなった人全員の冥福を祈ることやと思うで。そこから平和が生まれるんやし、そうすることによって、戦没者が無駄に死んだのではなくて、平和のために犠牲になったという意味も生まれてくる訳やろ。せやから『終戦』で正しいと思うんやけどなあ」
飛「お前、ものすごくいいこと言うな」
ま「うん。今、浅野。ちょっとかっこよかった」
浅「そ、そうかな?」
飛「ウソに決まってんじゃん」
ま「何、真に受けてんの?だっさー」
浅「…。」
飛「でもさ、戦争とかみたいな大きなことはみんなわかってるとしても、もっと小さなことだと本当に日本人は言葉と意味の違いを理解してないことが多いと思うよ。例えば、日本人は錦野旦とスターを同じ意味でとらえている」
浅「それは同じでいいんちゃう?」
飛「錦野旦はタレントだが、スターは一定時間無敵状態になる」
浅「マリオやん!!そのスターはマリオが無敵になるスターやろ!!どっからマリオが出てくんねん!!」
ま「マリオは土管から出てくるんだよ。知らないの?」
浅「知っとるわ!!」
飛「また、くわまん桑野信義バッテリー幸治東野幸治との意味も取り違えている」
浅「どう取り違えんねん!!ニックネームやないか!!」
ま「ふたりとも本名だよ?」
浅「今のはくわまんとバッテリーにかかっとんねん!!おのれら!!それくらいわかれ!!」
ま「ちょっと落ち着いてよ。浅野にもわかるように説明するから。浅野はマンガの少年ジャンプ好きでしょ?」
浅「うん。好きやけど」
ま「ジャンプを好きな人はみんな、マンガのタイトルじゃなくて、主人公の名前から『りょうさん』って言ったりするじゃない?」
浅「たしかに言うな」
ま「そういうことよ。私たちは普通『シティーハンター』って言うもの」
浅「え?」
飛「『シティハン』とかね」
浅「え?何?りょうさんは冴羽りょうさんなの?『こち亀』の両さんかと思ってたんやけど…」
飛「プロ野球横浜ベイスターズのことをスターと言うのも同じだな」
浅「そ、そう言うんや?」
ま「だから、横浜=スター=錦野=セ・リーガー、という図式も見えてくるのね」
浅「お前らめちゃくちゃやないか!!何や!!セ・リーガーって!!」
ま「じゃあ横浜は何リーガーなの?Jリーガーなの?獣神サンダーライガー新日本プロレス)なの?」
飛「アーノルド・シュワルツェネガーか?テリヤキマックバーガーか?」
浅「…。」


というわけで、平和な今だからこそ、戦争についてもう一度真剣に考えてみてはいかが?